一人ひとりの「自分らしさ」を大切にする美術教育を。
これまで中学校・高等学校で実践してきた授業や教材、色彩教育、鑑賞活動などを紹介しています。
自分らしさを育てる美術教育
美術の授業で大切にしているのは、作品を上手につくることだけではありません。
同じものを見ても、感じることは違う。
選ぶ色も、描く線も、つくる形も違う。
その違いこそが、その人らしさです。
美術には、一つの正解がありません。
だからこそ、自分の感じたことを大切にし、自分なりの答えを探しながら表現することができます。
私はこれまで、中学校・高等学校で多くの生徒たちと作品づくりを続けながら、
「みんな違って、みんなステキ。」
「あなたらしさを大切にしてね。」
という思いを、美術の授業を通して伝えてきました。
自分に戻る美術の時間
そして、もう一つ大切にしたいのが、美術を通して自分と過ごす時間です。
高校生は、勉強や進路、友人関係など、日々さまざまなことに囲まれています。
だからこそ美術の時間には、少しだけ外の世界から離れて、静かに自分の感覚に耳を澄ませてほしいと思っています。
自分を感じる。
自分の感覚を信じる。
自分らしく表現する。
そして、自分との時間を楽しむ。
色を選び、線を引き、素材に触れ、黙々と手を動かす。
作品を完成させることだけではなく、つくっている時間そのものを味わうことも、美術の大切な学びだと考えています。
美術室が、周囲の評価や正解から少し離れて、
「自分に戻れる場所」
になってほしい。
アートは、自分に戻るための静かな時間。
自分を感じることから、自分らしさは育っていく。
そんな美術の時間を、生徒たちと一緒につくっていきたいと思っています。
各クラスからアートプログラムを探す
美術の授業に関わる中で、教材そのものと同じくらい大切だと感じてきたのが、「どのように授業をつくるか」ということです。
制作が得意な生徒もいれば、絵を描くことに苦手意識を持っている生徒もいます。
「上手・下手」だけではない美術の楽しさを、どうすれば伝えられるのか。
授業時間の組み立て方、生徒への声かけ、教材の工夫など、日々の実践から考えてきたことも記録していきます。
授業で扱う内容やねらいに合わせて、科目ごとの実践をご覧いただけます。
このページでは、これまで実践してきた授業や教材、ワークシート、色彩教育、鑑賞活動などを紹介しています。
授業づくりに悩んだときや、新しい課題を探しているときに、必要なところから自由にご覧ください。
アートクラスⅠ

基礎からアートを楽しむ
高校美術の基礎となる、絵画・デザイン・色彩・造形・鑑賞などを通して、表現する楽しさを学ぶ授業を紹介します。
アートクラスⅡ

表現を深め、考える
絵画・造形・鑑賞などを通して、より深く考え、自分なりの表現を探し、深めていくことを大切にした授業を紹介します。
アートクラスⅢ

自分らしさを探究する
「自分らしさ」をテーマに、自ら考え、選び、表現することを大切にした発展的な授業を紹介します。
アートクラスⅣ

アートに出会う
4回のスクーリングをとおして描く・見る・つくる・デザインする楽しさに出会う授業を紹介します。