アート教育

キミ子方式との出会い

キミ子方式との出会いは25年くらい前のこと。絵の描き方、描きすすめ方を研究された先生の講座でした。今まで、絵が苦手で描けないと思っていた人たちが、絵筆をもって絵に取り組まれていました。

確かに、色のついているものを無彩色で捉え、鉛筆で表現するには練習が必要です。カメラの編集モードで「モノクローム加工」を施して、それを鉛筆で表現することですから至難の業です。

有彩色のものは、有彩色で描いていく、理屈にかなった方法なのでは…と。

キミ子方式」とは、三原色と白だけで色を作り、描きはじめの一点を決め、その部分からとなり、となりへと描きすすめていきます。 画用紙が余れば切り、足りなければ足して、最後に構図を決めます。 構図を決めてからリンカクを描き、色をぬる今までの絵の描き方と、まったく逆です。 描くモデルは、植物・動物・人工物です。(引用:キミ子方式公式ホームページ)

「絵が苦手、絵が描けない」そんな言葉の打開策にと…。最初の一歩にはいいのでは。もちろん色んな人がいます。でも、大海原に小舟で漕ぎ出した人にとって、マニュアルがあるのは助けになります。