投稿者: nonta

  • 卓上デッサン構成のコツ

    卓上デッサン構成のコツ

    卓上デッサンを制作、モチーフを配置する上で重要なポイントを解説します。

    まずは目次
    1.モチーフの見せ方など
    2.モチーフの構成のコツ

    今回はこれだけ
    では、本編です。

    1.モチーフの見せ方など


    ◯箱型のモチーフは必ず3面見えるようにするべし。側面が見えないと奥行きやモチーフの特徴が説明しづらくなります。

     


    ◯細長いモチーフは斜めに配置すべし。画面に入れたときの動きも垂直ではなく斜めにしたほうがよく見えやすいです。

     

    ◯布などの平らな形状のモチーフはそのまま惹かずに、折り目をつけたり他のモチーフにかけたりすべし。立体的に形を作った方が描きやすく、色幅も増え、質感なども表現しやすくなります。

     

     

     

    2.モチーフの構成のコツ


    ◯一つだけ背が高いモチーフがある場合、そのまま描く場合は画面の一番手前に配置すべし。高さのあるモチーフが小さくなってしまうことで、他のモチーフも相対的に小さくなり、寂しい画面構成におちいってしまいます。

     


    ◯近景、中景、遠景(手前、中間、奥)といったように空間的に配置、またそれぞれの配置に動きをつくるべし。また、画面の右上、左上などモチーフが配置されず、寂しくならないように配置することは大事です。

     


    ◯モチーフの傾きを揃えないように配置すべし。モチーフの傾きが似ていたり、3個以上のみチーフが同じ直線状に並ぶと画面の動きが減りつまらなくなるためです。

     

    ◯見せ場を作るべし。描き込めるモチーフを手前に持ってきて頑張ると評価が高くなるのです。

    引用先:新美ブログ(https://www.art-shinbi.com/blog/20200504/13/)

    卓上静物デッサンの描き方のコツ

    卓上静物デッサンの3つのポイント

    これからデッサンを勉強する人から、さらに向上を目指す人まで、鉛筆デッサンの制作プロセスや描き方のポイントを提示しながら、スキルアップをお手伝いするデッサンハウツーブログ。
    今回は「卓上デッサン」についてです。
    東京造形大学入試や女子美術大学、桑沢デザイン研究所などの入試でよく出題される卓上デッサン。
    普通に”静物デッサン”はよく耳にしますが、そもそも卓上デッサンってなんでしょう?

    卓上静物デッサンとは?

    卓上静物デッサンとは、複数のモチーフが各人に手渡され、それらを自分で机上(台上)に配置、構成してデッサンする形式を言います。

    「配布した素材を、条件の範囲で自由に配置し、解答用紙に鉛筆でデッサンしなさい。」
    素材
    1.ブタの線香台。
    2.おたま。
    3.ソフト透明下敷き。
    4.赤いボール。
    5.ランチョンマット

    東京造形大学HP 入学試験 過去問題より

    こちらは2022年の東京造形大学の入試で出題されたものです。

    「モチーフを下記の条件内で机上に配置して鉛筆で画用紙ボードにデッサンしなさい 。ただし、箱の表面にワインボトル専用パッケージとしてグラフィックデザインを想定して描くこと」
    1.ワインボトル 1本
    2.紙製ボックス 1個
    3.布(タオル地) 1枚
    4.紙パック卵(卵6個入り) 1パック
    5.レモン(透明セロファン袋2個入り) 1袋

    女子美術大学HP 女子美術大学の入試制度 入試ガイドより

    こちらも2022年の女子美術大学のヴィジュアルデザイン専攻の入試で出題されたものです。

    ちょとした言い回しの違いはありますが、どちらも自分で配置して描きなさいという課題です。
    一つひとつのモチーフの描写に求められることは、卓上デッサンだからといって何か特別なものが要求されるわけではありません。形を正確に捉えられているか、質感の表現ができているか、固有色の描き変えがしっかりとできているかなどを注視しながら描きましょう。
    では”卓上”ならではのコツはなんでしょう?

    ポイント1:構図

    静物デッサンの描き方の見本1

    一番のポイントはズバリ「構図」です。ほとんどの人は、まず配布されたモチーフを台上に組んで、それから構図を決めていくと思いますが、これは間違いです。卓上デッサンでは、モチーフを組む前に想定で画面内にモチーフを配置していきます。つまり先にモチーフを組んで構図を決めるのではなく、絵の中にベストな配置を想定してあたりを取って構図を決めていくのです。そのときに気をつけることは、構図をなるべく大きくとれるように意識して画面の端からあたりをつけていきます。
    上下左右に空きすぎている辺がないことを確認し、ある程度物の配置が確定したら、モチーフの方を絵に合わせて配置します。さらに、形をとっていき、不自然な形の重なりになってしまったり、接点が見えずらいなどがあれば、 モチーフを動かして調整します。こうしていくと、「構図が悪い」ということは起こりません。3時間の課題では、ここまでを30分ぐらい行い、全てのモチーフを画面内に登場させましょう。

    ポイント2:モチーフの配置=空間構成

    静物デッサンの描き方の見本2

    次に難しいのは物の配置ではないでしょうか。物の配置は、近景、中景、遠景を意識して空間を構成しましょう。台上の接点は画面の下辺に近いほど自分に近い(手前)にあることになります。この点がジグザグ(Z形) になるように配置するのが良いです。なんとなく等距離に配置してしまったり、一箇所にまとまってしまわないように気をつけます。 また画面が横位置の場合、瓶など背の高いモチーフを中景より後ろに配置してしまうと全体のスケール感が小さくなってしまうので、近景に配置した方が効果的です。

    ポイント3:光の設定

    静物デッサンの描き方の見本3

    試験では座った席が「描きやすく、空間や形を見せやすい光」であるとは限りません。必ず絵の中で設定し、空間が見せやすい光を演出する必要があります。ポイントは、「上からの光(トップライト)を一番強く」「逆光にはしない」です。これを基本とした上で、構成によって少し右手前から当てるか、左手前から当てるかを決定します。

    卓上デッサンのまとめ

    受験校や専攻によってモチーフの傾向や密度に多少の差がありますが、卓上デッサンが出題される場合は、二次元上(紙の上)に三次元空間(現実空間) をしっかりと再現できるかどうかが、求められていることの全てです。ここまでにあげたポイントは、あくまでも「それ」(現実空間の再現)をできるだけやりやすくするためのポイントにすぎません。
    ですから、これらのポイントを押さえた上で、しっかりと描き切ることができなければものの質感や、色などを伝えることができないし、完成度がなければいくら形が合っていても、巧みに構成されていても評価は得られないでしょう。卓上デッサン課題に限ったことではないですが、とにかく、最後はしっかり描き切って終わる! ことを忘れないようにしましょう。

    引用先:横浜美術学院(https://e-s-w.com/how-to-draw/how-to-draw-drawings/)

    モチーフの数

    モチーフの数は一個でも複数個でも、同じように1つのものとして捉えます。すると、ルールはシンプルになり扱いやすくなります。

    複数個のモチーフをセッティングする場合、絵になりやすいようにまとめ置かれることがほとんどです。あっちこっちにバラバラに置くことはあまりありません。

    つまり、モチーフは点在させるよりもまとめた方が絵にしやすいということです。もし、あなたが自分で複数個のモチーフを組むときは、モチーフどうしの間隔を空けすぎず、寄せて置くようにしてください。

    これはそのまま画面の中にも言えることです。画面内にバラバラとモチーフがあるよりも、ひとかたまりになったものとして捉えた方がいいバランスになりやすいです。これは画面の中に統一感が表れるからでしょう。

    一個のりんごは当然1つですが、人物とその人物が座っている椅子を描くときも、人物と椅子を1つのものとして捉えます。

    また、瓶とレンガとボールの3つをモチーフとするときも、その3つが一つの形となるように捉えます。

    複数のモチーフを複数のまま画面内にどう配置するかを考えると、すごく複雑で難しくなります。

    しかし、上述のようにモチーフをひとまとめにすれば、複数のモチーフであっても、単体のモチーフと同じルールを適応して扱うことができます。

    真ん中に配置する

    モチーフの基本の配置は画面の真ん中です。ひとかたまりとして捉えたモチーフを、画面の中央に配置します。

    モチーフが複数個ある状態では、画面の中央に配置するのはとても難しかったと思います。しかし、モチーフが何個あっても、それを一つとして捉えることで、画面の中央に配置するのが簡単になります。

    モチーフを画面の中央に配置するのは、余白のバランスを均等にするためです。

    悪い構図の例として、「画面の左右、または上下に寄っている」「余白のバランスが悪い」というものがあります。

    とは言っても、「画面の余白は大丈夫かな」「画面の端に寄り過ぎていないかな」といちいち考えて構図のバランスを見るのは効率がいいとは言えません。

    そこで、このどちらにでも対応する方法として、単純に「画面の中央にモチーフを配置する」という方法をとります。

    中央に配置する方法は、モチーフを四角で囲った4辺と、画面の枠の4辺の距離を、上下左右均等にすることです。モチーフの中心を求めて、それを画面の中心に合わせる方法は使いません。

    中心と中心を合わせても、その後でモチーフを四角で囲った4辺と、画面の枠の4辺の余白はどのぐらいかを考えるからです。これでは二度手間になります。

    そこで、効率良く、初めからモチーフの4辺と画面の端の間の余白を均等に合わせます。すると、中心は勝手に揃います。

    また、モチーフを四角で囲ったとき、縦長になった場合は画面を縦に、横長になった場合は画面を横にします。

    モチーフの大きさ

    ひとかたまりのモチーフを画面の中央に配置しようとするときに、画面の余白をどれぐらいにするのか、という問題が出てくると思います。

    モチーフは画面の中で大きすぎても小さすぎてもいけません。小さいモチーフを大きく描くと不自然に見えます。逆に大きなモチーフを小さく描いたら描写がしづらいです。

    そこで、丁度良い基準を知っておきましょう。それは、①モチーフは等倍~1.2倍の大きさで描く ②モチーフより画面の方が小さい場合は画面目一杯にモチーフを入れる この2点です。

    例えば、B3の画用紙にりんごを描く場合はりんごの等倍~1.2倍で描きます。画面の余白は大きくなりますが、これ以上大きくすると不自然に見えるので余白は大きくて大丈夫です。

    人物をB2の紙に描く場合は、画面目一杯に人物を入れます。人物の方が画面よりはるかに大きいからです。このようなときに余白を大きくとって人物を配置すると、一般的に悪い構図と考えられるモチーフが小さすぎる状態になります。

    このように、不自然に感じない構図をルールとして決めておくことで、無限にある構図の可能性の中から効率よく、いい構図を選ぶことができます。

    以上をふまえると、構図の基本は「見る側に不自然さを感じさせないこと」だと言えます。画面の端に寄っていては何だか気持ち悪く、大きさに違和感のある構図はそちらが気になって内容を鑑賞しづらいです。

    そのような構図は避け、まずは適切な大きさで画面の中央にモチーフを配置しましょう。

    構図の発展は基本ができてから

    上述のような構図の取り方に慣れたら、あえて画面の端に寄せる、モチーフをかなり小さく入れる、などを行ってもいいでしょう。

    構図はテーマを表すのに重要な要素です。

    > 関連テキスト「デッサンでよい構図とはテーマが伝わる構図」

    ただ、目の前のものを描写する訓練をするときは、そのようなことは考える必要はありません。とにかくシンプルないい構図、安心して鑑賞できる構図を取るようにしてください。

    そもそも、基本の構図が取れないということはモチーフを画面内に思うように配置できていないレベルです。

    「中央にモチーフを配置したいのに右にずれてしまった」「等倍で描きたいのに2倍の大きさで描いてしまった」という人が、イメージ通りの構図を自由に描けるとは思えません。

    まずは基本の構図の取り方に従って、それをきちんと画面に表すところから始めてください。

    引用先:デザインラボラトリー(https://dessinlaboratory.com/)

     

     

  • 色面構成(平面構成)Ⅱ

    色面構成(平面構成)Ⅱ

    色面構成(平面構成)Ⅱ

    美術Ⅰで学んだ色彩構成のアドバンス課題です。

    課題

    B4画面に直線、曲線、正円、正方形、正三角形を要素として以下の条件に従って色彩表現しなさい。

    条件
    ①正円、正方形、正三角形は画面の縁に接しても良いが画面からはみ出してはいけない。
    ②色面は塗りむら、塗り残し、にじみ、かすれ、ぼかしのない平塗り表現であること。

    色面構成(平面構成)とは?

    形やバランスを見ながら色彩を組み合わせ、一つの画面に仕上げるのが、色面構成(平面構成)です。デザインの基本は、アイデアやイメージを見る人に分かりやすく伝えること。この基本的な考えを念頭に置きつつ、画面構成を行うことが大切です。

    絵具はアクリルガッシュを使用します。

    複数のモチーフがある場合は、主役となるモチーフを決め、平面ではなく立体的な空間を意識して構成することがポイント。モチーフの魅力が感じられるような構成を目指しましょう。

    光の方向や主役決め、反射光の書き込みなど、デッサンの基本が身についていると、色面構成(平面構成)もスムーズに表現できるでしょう。

    色面構成(平面構成)は、色の彩度や明度を捉えられるかが重要です。明るい部分には彩度の高い色を使い、暗い部分には鈍い色を使うことで、空間にメリハリがつきます。

    色面構成(平面構成)のコツ

    色面構成(平面構成)がうまくできるかどうかは、色彩感覚とセンスがあるかにかかってきます。とはいえ、生まれながら才能のある人は一握り。最初から色彩センスに恵まれていたわけではありません。後天的に色彩感覚やセンスを磨くため、色の使い方を学び、トレーニングを繰り返して美大受験を突破してきたのです。

    色彩構成(平面構成)を始める前に、まず思いついたアイデアをどんどんメモして整理し、仕上がりをイメージしながら分析を重ねましょう。

    美しい配色バランスがわからない場合は、“黄金比”で考えてください。配色の黄金比は、ベースカラーが70・メインカラーが25・アクセントカラーが5。この「70:25:5」を基本比率として、色の組み合わせを決めていくと良いです。

    色彩のコツは、青の彩度を下げるために黒やグレーを混ぜたり、特に目立たせたい部分は原色のまま彩色したりして、彩度をアップすることです。細かい描写を描き込むことで、見栄えが良くなります。白黒で見た際に、明度差があることがポイントです。

    美大受験生による色彩構成(平面構成)作品集

    引用元:湘南美術学院(http://www.artshonan.jp/gallery/design/20150407150210.html)

    複数のモチーフを一つひとつ配置しながらも、細部まで丁寧に描き込んだことで、まとまりのある画面に。水も質感も観察して、リアルに表現してい

    引用元:湘南美術学院(http://www.artshonan.jp/gallery/design/20130402175008.html)

    ピアノの鍵盤が踊っているような、リズム感が感じられる色彩構成(平面構成)です。ベースを赤にし、アクセントに黒を配色したことで、よりメリハリある作品になっています。

    引用元:代々木ゼミナール造形学校(https://art.yozemi.ac.jp/work/sdesign.html)

    トウモロコシをモチーフにした色彩構成(平面構成)。細かい描写が加えられ、見応えのあるデザインに仕上がっています。

    引用元:美術予備校の厳選比較ガイド(https://www.art-yobikou.net/capture/color-composition.html)

  • 粘土で作る和菓子

    粘土で作る和菓子

    和菓子をいただく日本の茶道とは

    茶道とは、お茶会の場で亭主(お茶会の主催者)が伝統的な作法に従ってお茶を点(た)てて、客人に振舞う芸道のことです。

    茶道で振舞われるのは「抹茶(まっちゃ)」という、粉状になった茶葉で作られる日本茶です。

    抹茶はお湯を加えたら茶せんで手早くかき回して泡立てて作ることから、その意味を表す「点てる(たてる)」という言葉が茶道で使われます。

    抹茶が振舞われるのは、お茶が日本に広まった頃、茶葉を石臼(穀物を粉にするための道具)で粉末状にする飲み方が重宝されていたからという説があります。

    茶道の伝統的な作法には主に以下があり、それぞれの作法で行われる動作が決まっています。

    • お茶の点て方
    • 茶室(お茶を飲む部屋)への入り方や立ち振る舞い方
    • お茶の飲み方

    また、茶道では以下のような作法以外のことも大切にされます。

    • 茶室の空間
    • お茶を点てるときの道具
    • お茶と一緒に出す和菓子

    上記は、亭主が客人に美味しいお茶を振舞ったり、客人が亭主によるお茶のおもてなしをマナー良く受けるたりするためにあるものです。

    茶道では、日頃私たちが行っているようなお茶の作り方や出し方をするのではなく、伝統作法に従いながら相手のことを思いやってお茶を点てたり、お茶を点ててくれた人に敬意を払って飲んだりすることが重んじられます。

    このような考え方は、日本人独特の「主張せず、見えないところで相手を気遣って心配りをする」という「おもてなし精神」に通じています。これは、昔から日本人が大事にしている「他人への礼儀」に関する考え方の一つです。

    日本の茶道を知れば、伝統的なお茶会のマナーだけでなく、日本人のおもてなし精神についても学べるのです。

     

    日本の茶道の歴史

    日本の茶道の歴史は、鎌倉時代(1,185年~1,333年)までさかのぼるといわれています。

    中国に渡っていた栄西(えいさい)という僧侶が、禅宗(ぜんしゅう)という宗教と共にお茶を日本へ持ち帰った後、日本製の茶道具を使って茶室でお茶を飲み始めたことが茶道として広まったそうです。

    そんな茶道が大きく発展したのは、千利休(せんのりきゅう)という茶人(お茶に精通する人)がきっかけでした。

    当時の茶道は、お茶会の亭主と客人が心の交流を図る「わび茶(貴族などが開催する豪華なお茶会ではなく、庶民でも行える質素なお茶会)」の精神が取り入れられていました。千利休はわび茶をさらに発展させ、質素な茶道具を積極的に使用したり、小さな茶室で落ち着いた雰囲気を重視するなど、亭主と客人の心の交流を重視するスタイルにしたそうです。

    やがてこの千利休の取り組みが日本へ大きく広まり、それが現在の日本の茶道のベースとなりました。

    茶道の魅力

    茶道の魅力とは何でしょうか?

    茶道とは、ただお茶を飲んで楽しむだけのものではありません。
    日本の四季折々の季節を感じて心を落ち着かせることができたり、「おもてなしの心」や「美しい動作」を学ぶことができます。そこからきっと、日本の伝統文化にどんどん興味が出てくることになると思います。

    日本の古いお城やお寺を観光するのも良いですが、茶道は自分が実際に体験することができます。茶道を体験することで、日本の伝統文化を直接感じることこそが茶道の最大の魅力だと思います。

    茶道を通じて、日本の街中では感じることができない「日本の伝統文化」を体験してみてはどうでしょうか?

    和菓子は大きく3種類!それぞれの定義や、茶道での分け方も解説

    日本が誇る伝統文化のひとつ「和菓子」。
    その見た目の美しさや優しい味わいで、日常のおやつのみならず、弔事・慶事の贈り物や、お茶の席のお茶請けとしても親しまれています。

    お馴染みのものから聞き馴染みのないものまで様々な種類がある和菓子ですが、実は大きく3種類に分けることができるのをご存じでしょうか。茶道の世界では、また少し異なる分け方をしているそうです。

    そもそも「和菓子」とは?洋菓子と何が違う?

    和菓子とは、日本の伝統的なお菓子のこと。

    季節の花や動物などをモチーフとしたもの、季節の旬の食材を使用したものなどがあり、和菓子を通して日本の四季を感じることができます。
    色鮮やかなデザインや、職人がひとつひとつ手作業で生み出す美しい細工を特徴とするものもあり、日本のみならず海外の方にも人気です。

    洋菓子との違いはいくつかありますが、主な違いは使われている「原材料」。
    洋菓子が、小麦粉・卵・バターといった動物性の原材料が多く使われているのに対し、和菓子は水・米・豆など植物性の原材料が主に使われています。
    また和菓子は、職人が一つ一つ手作業で形作るため、洋菓子に比べ、手で作れる小さめのサイズが多いのも特徴です。

    和菓子の種類は大きく分けて3つ

    長い年月を経て、日本各地の特色を組み込みながら育まれてきた和菓子の文化。
    どら焼きやまんじゅう、最中やせんべいなど、その数は100種類以上にも及びます。
    そんな和菓子ですが、含まれる水分量によって、大きく「生菓子」「半生菓子」「干菓子(ひがし)」の3種類に分けることができます。

    1)生菓子

    含まれる水分量が「30%以上」のお菓子は、「生菓子」に分類されます。
    水分量が多いためあまり日持ちがせず、短いもので当日中の消費期限が設定されています。
    生菓子は、技法や材料によって、さらに以下のような種類に分けられます。

    ・餅物 →もち米や餅粉を使って作る柔らかなお菓子。大福やおはぎなど
    ・蒸し物→せいろで蒸して作るお菓子。蒸しまんじゅうやわらび餅など
    ・焼き物→平なべやオーブンで焼くお菓子。どら焼きやカステラなど
    ・流し物→寒天やゼラチンを型に流して作るお菓子。水羊羹やところてんなど
    ・練り物→餡に餅粉などを加え練って作るお菓子。練り切りや求肥など

    2)半生菓子

    含まれる水分量が「10%~30%」のお菓子は、「半生菓子」に分類されます。
    生菓子よりも日持ちが長いため、お手土産としてのご利用もおすすめです。
    半生菓子は、技法や材料によって、さらに以下のような種類に分けられます。

    ・あん物→砂糖や水飴の特性を生かし、保存性を高めたお菓子。ぜんざいや石衣など
    ・おか物→異なる素材を火を使わずに組み合わせるお菓子。最中や生八つ橋など
    ・焼き物→平なべやオーブンで焼くお菓子。桃山や草紙など
    ・流し物→寒天やゼラチンを型に流して作るお菓子。羊羹や寒氷など
    ・練り物→餡に餅粉などを加え練って作るお菓子。きびだんごやゆべしなど

    3)干菓子

    含まれる水分量が「10%以下」のお菓子は、「干菓子」に分類されます。
    3種類の中で最も水分量が少なく日持ちが長いため、保管のしやすさが特徴です。
    干菓子は、技法や材料によって、さらに以下のような種類に分けられます。

    ・打ち物→粉に砂糖を加え、木型に打ち込んで成型したお菓子。落雁や懐中しるこなど
    ・押し物→粉に砂糖や練り餡を加え、型に入れて押し固めたお菓子。村雨や塩窯など
    ・掛け物→砂糖液をかけたり漬けたりして作るお菓子。おこしやあられなど
    ・焼き物→平なべやオーブンで焼くお菓子。せんべいやけんぴなど
    ・あめ物→煮詰めた砂糖や水あめを使ったお菓子。金平糖や飴玉など

    他にも、かりんとうのように揚げて作る「揚げ物」、あんみつなどの「生菓子の掛け物」など様々な種類があります。

    また、上記の3種類の分類は「水分量」によって決まるため、お菓子の「名称」で一概に分類分けすることができないので注意が必要です。

    例えば、水分量の多い求肥は「生菓子の練り物」に分類されますが、水分量が少ない場合は「半生菓子の練り物」となります。
    やわらかく仕上げた羊羹は「生菓子の流し物」に分類されますが、しっかり練った羊羹は「半生菓子の流し物」となります。

    正確な分類分けをしたい場合は、そのお菓子の水分量をチェックして判断してくださいね。

    茶道の和菓子は2種類に分ける

    和菓子に合う飲み物といえば、やっぱりお茶ですよね。
    和菓子は、茶道のお茶請けとしてもよく親しまれています。
    茶道の世界では、和菓子は「主菓子(おもがし)」「干菓子」の2種類に分けられています。

    1)主菓子

    「主菓子」とは、前述の生菓子や半生菓子のこと。

    その中でも、四季の移ろいや花鳥風月を表現した最も格式高い主菓子のことを「上生菓子」といいます。
    「練り切り」などは、茶道で特に使われることの多い上生菓子です。
    また、大福など、作られた当日中に食べなければいけない主菓子は「朝生菓子」と呼ばれています。

    主菓子は、通常の2倍量の抹茶が入った「濃茶」と合わせて出されるのが基本です。

    2)干菓子

    「干菓子」は、前述の干菓子と同様、水分量が少ない和菓子のこと。
    茶道の干菓子には明確な水分量の基準がないため、寒氷やすあまなどの一部半生菓子も干菓子に含まれます。

    干菓子には、一般的にイメージされる抹茶である「薄茶」を合わせます。

    出典:morimoto(https://www.haskapp.co.jp/news/wagashi_syurui/)

     

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  • 絵本作り

    絵本作り

    はじめに

    好きな絵本を一冊みつける

    まずは自分が好きな絵本を一冊探しだしてみましょう。そしてその本のどこがよいのか、観察してみてください。 絵の雰囲気、文章の書き方、本の大きさ、ページ数などです。好きな絵本を参考にすることはとても重要なことだからです。

    ポイント
    ・好きな絵本からさまざまな情報を参考にしましょう。

    テーマを考える

    なにを描きたいかを考える
    絵本には、じつにさまざまなジャンルがあります。まず自分が「なにを描きたいのか?」を考えてみましょう。
    日常の生活を舞台としたものから、現実にはないファンタジーの世界、民話、歴史、社会、政治、科学、医学などがあります。
    たくさんのジャンルの中から書きたい内容が見つかったら、誰に、何を、どうする本にしたいのかをひと言でまとめることを心掛けましょう。

    【0~1歳の乳児向け絵本】
    ・食べ物、動物、乗り物など、身近なものを見て楽しめるもの
    ・いないいないばあ、かくれんぼ、だあれだ?など、親子の遊びをテーマとしたもの
    ・ガタガタ、ゴトゴトなど言葉の響きやリズムが楽しめるもの・赤、青、黄色、丸、三角、四角など色や形をあつかったもの

    【2~3歳の幼児向け絵本】
    ・動物をあつかったもの
    ・植物あつかったもの
    ・おにごっこなど遊びをあつかったもの
    ・身近な生活をあつかったもの
    ・「ひらがな」などかんたんな知識をあつかったもの
    ・ごくごくかんたんな物語をあつかったもの
    など

    【4~6歳の幼児向け絵本】
    ・冒険やファンタジーなど夢があって好奇心が芽生えるもの
    ・日本や世界の昔話や民話などをあつかったもの
    ・動物をあつかったもの
    ・電車や働く車などの乗物をあつかったもの
    ・ひとりで買い物に行く、トイレに行く、服を着るなど身近な生活の題材をあつかったもの
    など

    【小学生向け絵本】
    ・人物関係、主人公の感情など、物語の背景がやや複雑な内容

    【大人向け絵本】
    ・メッセージ性のあるもの
    ・哲学的な内容のもの
    ・写真やイラストなどを主体としたもの
    ・キャラクターもの
    など

    ※ポイント
    ・読者の対象年齢を決めて、伝えたいテーマをひと言でまとめましょう。

    キャラクター、登場人物を考える

    書きたい内容が決まりましたら、次は登場人物を考えます。まずはどんなお話にも主人公が必要になります。それが人なのか、動物なのか、植物なのかはさまざまです。 魅力的な主人公をはじめ、個性的な登場人物を考えてみましょう。
    主人公が決まりましたら、次に主人公を動かしてみてください。散歩をするのか、お使いにいくのか、本を読むのか。主人公の行動によって物語が進みはじめます。 どのような行動をおこすのか、じっくり考えましょう。

    ポイント
    ・なにか行動をさせて魅力ある主人公をつくりましょう。
    ・子どもは自分より年下の主人公の絵本は読みたがらない。
    ・動物を主人公とする場合は、主人公の印象と性格にあった動物を選ぶ。
    ・女の子は男の子が主人公の絵本は読むが、男の子は女の子が主人公の絵本は読みたがらない傾向。

    構成、起承転結、序破急を意識する

    お話の展開には、いわゆる起承転結や序破急があります。有名な民話、童話には必ずこのような展開があります。魅力ある作品にするには、起承転結では「転」、序破急では「破」の部分でなにが起こるのかが重要になります。たくさんの作品を読んで展開を吸収して、アイディアを蓄えましょう。

    ポイント
    ・起承転結は(起:舞台設定や登場人物、承:問題や事件発生、転:問題や事件に対する解決策、決:解決)を明確にしましょう。
    ・起承転結は「転」、序破急は「破」を工夫しましょう。
    ・幼児向け絵本のページ数は子どもの集中力を考慮して28ページ前後、多くても40ページ程度で考えましょう。
    ・文章は前ページの問題の解決ではじめて、新たな問題提起で終わるようにしましょう。
    ・文章は絵に描かれている以上の内容にならないようにこころがけましょう。
    ・楽しい場面は楽しいまま、悲しい場面は悲しいまま、見開きのムードはキープしましょう。
    ・文章は左に入れる文章は過去の要素、右に入れる文章は未来の要素をいれましょう。
    絵コンテをつくる

    絵コンテ(ラフスケッチ)の作成

    登場人物を決めて、ストーリーが決まったら、絵コンテ(ラフスケッチ)を作成します。大まかなストーリーと絵を1ページずつわりふって、全体の流れを確認します。お話がスムーズに進んでいるか、お話にリズムがあるか、構図が単調になっていないかなど、チェックしましょう。

    ポイント
    ・絵コンテは設計図として活用しましょう。
    ・場面を描く時は子どもが理解しやすいように、ひとつの見開きに2つ以上の場面が展開しないようにする。
    ・本の真ん中にかかるため人物を中心に置かないようにしましょう。
    ・横書き絵本は左から右へ、縦書き絵本は右から左へ進行させましょう。
    ・主人公が出会う人やものは右側から現れるように描きましょう。
    ・主人公が左端にいるときは行動前、右端にいるときは行動した後となるように描きましょう。
    ・主人公にとって怖いことや問題などマイナスの要素は右から左に動かすように描きましょう。主人公が出かけた先から帰る場合も右から左に動かすしましょう。

    画材、画材を選ぶ

    絵本にとって、絵は雰囲気を決める重要なものです。そのため画材えらびは重要になります。着色材にはクレヨン、水彩絵具、アクリル絵具、カラーペン、油性色鉛筆、水彩色鉛筆などさまざまなものがあります。紙にしてもクロッキーブック、水彩紙、ケント紙などがあります。作風にあった画材えらびも絵本づくりの楽しみのひとつです。

    ポイント
    ・作品の雰囲気にあった画材えらびをしましょう。

    本のサイズ

    本のサイズを考えて原画を描く
    原画(本番の絵)を描きはじめる前にサイズを決めます。原画サイズは本のサイズと同じでかまいませんが、ページの端まできれいに印刷するためには、本の実寸よりひとまわり大きく描くとよいのです。

    絵本の主なサイズと原画サイズの参考
    A5判縦長 タテ210mm×ヨコ148mm(タテヨコそれぞれ+5mm)
    B5判縦長 タテ257mm×ヨコ182mm(タテヨコそれぞれ+5mm)
    A4判縦長 タテ297mm×ヨコ210mm(タテヨコそれぞれ+5mm)
    A5判横長 タテ148mm×ヨコ210mm(タテヨコそれぞれ+5mm)
    B5判横長 タテ182mm×ヨコ257mm(タテヨコそれぞれ+5mm)
    A4判横長 タテ210mm×ヨコ297mm(タテヨコそれぞれ+5mm)


    0~1歳の乳児向け絵本
    ・正方形(182×182)推奨。あかちゃんの手に取りやすいサイズ
    2~6歳の幼児、小学生向け絵本
    ・A4、B5(タテ、ヨコ)サイズ。
    大人向け絵本
    ・A5サイズなど。鞄に入れて持ち歩けるサイズ、もしくはテーブルに置いてインテリアとしても楽しめる大判サイズ。
    ポイント
    ・本のサイズよりタテヨコ5mmほど余分に描きましょう。

    原画(絵)を描く

    画材、サイズを決めたら、いよいよ原画を描きます。絵コンテを見ながら元気よく描きましょう。文章は原画に直接書き込まず、必ず別用紙に書きましょう。場面によって、スケール感の強弱を明確にすることも大切です。

    ポイント
    ・文章は原画に書き込まず、別用紙に書きましょう。

  • 美のイデア プラトン

    美のイデア プラトン

    「イデア論」を説いたのは哲学者・プラトンだった。イデア論を簡単に説明すると、私たちが生きる感覚的世界とは別次元に存在する真実の世界(イデア界)、そこには完全なる「美」そのもの(美のイデア)があり、現実世界の事物はそれを断片的に含有するがゆえに美しいと認識されるという。つまりプラトン的世界観では、天上遥か彼方に美のイデアという揺るぎない正解があり、その要素を多く持っていればそれだけ美しいとされる……。

  • 人物を描く

    人物を描く

    エゴン・シーレ『ほおずきのある自画像』(1912年 レオポルド美術館)

    右肩を下げるようにねじれた姿勢と、横目に見下ろす大きな瞳。一見、挑発的にも見えるその横顔は、時に何かを疑っているようにも、また怯えているようにも見えます。作者の名はエゴン・シーレ。ウィーンでもっとも有名な夭折の画家であり、またもっともスキャンダラスな画家です。

     破滅的な天才画家、エゴン・シーレ

    エゴン・シーレ(1916)

    ウィーンの表現主義者エゴン・シーレ(Egon Schiele1890〜1918)は、自分自身と性的な妄想という、2つの緊急の関心を持っていました。このような限られた関心事の中から、彼はデッサンとグラフィック・デザインにおける卓越した才能によって、ナルシスティックな憧れ、エロティックな欲望、ボヘミアンの反感、実存の不安などが今も燃え上がるような芸術作品を創り出しました。

    そんなシーレのライフワークが、セルフポートレイト(自画像)でした。人生の折々、揺れ動く心境を、彼は生涯にわたってキャンバスに記録し続けています。中でも本作『ほおずきのある自画像』は、その代表作と言えるでしょう。彫りの深い顔立ちと大きな瞳はいかにもナルシスティックな印象ですが、顔中を汚すように赤・青・緑の絵の具が散らされています。

    描かれた1912年前後のシーレは、波瀾万丈の時を過ごしていました。近所トラブルによる引越し、少女誘拐の疑いによる家宅捜索、さらに捜索中に猥雑な題材の作品が見つかって逮捕、裁判、そして禁固刑。自業自得ではあるものの、すっかり打ちひしがれてしまいます。汚され傷ついたような顔は、そんな当時の心境だったのかもしれません。

    わい‐ざつ【猥雑】

    1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ごたごたと入り乱れていること。みだりがわしく下品なこと。また、そのさま。わいぞう。

     

     

    フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を詳しく解説!モデルの女性は誰?

    フェルメール 真珠の首飾りの少女

     

    青いターバンと真珠の耳飾りを身に付け、こちらを向く少女。

    オランダの画家・フェルメールの作品といえば、「真珠の耳飾りの少女」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

    印象的なモチーフと表情が繊細に描かれた傑作として、今なお世界中の人々を魅了してやみません。

    今回は「真珠の耳飾りの少女」がどのようにして描かれたのか、鑑賞ポイントや謎めいた背景と併せて、詳しく解説していきます。

     

    「真珠の耳飾りの少女」とは

    画家フェルメールの代表作品

    真珠の耳飾りの少女

    制作年1665年頃

    「真珠の耳飾りの少女」は、オランダの画家であるヨハネス・フェルメール(1632-1675)によって描かれました。

    フェルメールの活躍した17世紀は、優秀な画家たちが次々と輩出されたことから「オランダ黄金時代」と呼ばれています。

    商人や中流階級が画家たちを積極的に援助し、美術は大いに盛り上がりました。

    その黄金時代において、フェルメールは女性をモデルとした印象深い作品を残しています。

    とりわけ「真珠の耳飾りの少女」は、代表作品といえるでしょう。

    微笑みとも取れる口元と神秘的な佇まいが、かのダヴィンチの名作を彷彿とさせ、「北のモナ・リザ」や「オランダのモナ・リザ」とも称賛されています。

    様々なタイトル

    今でこそ「真珠の耳飾りの少女」というタイトルが定着していますが、実は「青いターバンの少女」または「ターバンを巻いた少女」と呼ばれていた時代があります。

    その由来となったのが、真珠の耳飾りと並んで目立つ青いターバンです。

    ターバンは、トルコを象徴するファッションアイテムとして知られています。

    一時はヨーロッパを凌ぐ勢いを誇っていたトルコ。

    そのエキゾチックな魅力を強く感じることから、ターバンにちなんだタイトルとなったのでしょう。

    しかし、次第に耳飾りの存在が注視されるようになり、「真珠の耳飾りの少女」という呼び方が一般的になります。

    タイトルの変遷にも、この絵の面白さが詰まっていますね。

    「真珠の耳飾りの少女」のモデルは誰?

    真珠の耳飾りの少女のモデル

    映画「真珠の耳飾りの少女」より

    「真珠の耳飾りの少女」に特定のモデルはおらず、17世紀のオランダでよく描かれたトローニー画と考えられてきました。

    一方で、フェルメールの娘・マーリアではないかという説もありますが、定かではありません。

    近年では、このモデル問題について興味深い研究が進められています。

    マウリッツハイス美術館が2018年から行っている科学調査により、目元のまつ毛や背景のカーテンの存在が明らかになりました。

    現実的な描写があることから、フェルメールがモデルを前にして描いた可能性もゼロではないといえるでしょう。

    モデルが誰なのか発見される日も、そう遠くないかもしれません。

    「真珠の耳飾りの少女」の鑑賞ポイント

    美しい唇

    真珠の耳飾りの少女の唇

     

    艶を感じさせる赤い唇は、少女のチャームポイントとして非常に目を引きます。

    下唇には明るい色を乗せ、上唇をぼかした輪郭で描くことにより、若く瑞々しい質感を見事に表現しました。

    微かに開いた口元は、小さく笑んでいるようにもみえます。

    一方で、何かを言おうとして思いとどまっているような印象も受けるのではないでしょうか。

    はたまた、声にならない思いがため息となって漏れ出ているのかもしれません。

    少女は一体何を思ってこちらを見つめ、口を開けているのか。

    唇の描写だけで、これほどまでに想像をかき立てるフェルメールの技には脱帽です。

    真珠の耳飾り

    真珠の耳飾りの少女アップ

    ソース

    絵のタイトルともなった真珠の耳飾り

    斜め上からの光源と、少女の白い襟から反射した光を利用して、粒の大きさと質感をリアルに描いています。

    暗い背景に溶け込みそうになりながらも、光に照らされて浮かび上がっている真珠の演出が見事です。

    実はマウリッツハイス美術館の科学調査により、耳飾りのフックが描かれていないことが判明しました。

    アクセサリーとしてよりも、少女の心情を映し出す鏡のようなものとして、耳元に添えられたのかもしれません。

    どこか現実離れした表現になっているからこそ、少女の複雑な表情にさらなる引力を与えています。

    青いターバン

    真珠の耳飾りの少女のターバン

    ソース

    少女の服装の中で一際色鮮やかなターバンには、惜しみなくウルトラマリンの顔料が重ねられています。

    ラピスラズリという鉱石から作られた絵具は、非常に高価なものでした。

    フェルメールがこの群青色を愛用したことにより、フェルメール・ブルーとも呼ばれます。

    「真珠の耳飾りの少女」で使用されている色は少なく、基本的に青と黄色で構成されたところが特徴です。

    補色関係である2つを組み合わせて、背景の暗さに負けない色の輝きが生まれています。

    意味ありげな表情をしながら、強い意志を秘めているようにも感じられる少女の姿。

    青いターバンが、その芯の強さを表しているのかもしれません。

    「真珠の耳飾りの少女」が観れる美術館

    マウリッツハイス美術館【オランダ】

    マウリッツハイス美術館

     

    「真珠の耳飾りの少女」は現在、オランダ・ハーグにあるマウリッツハイス美術館で目にすることができます。

    フェルメールの死後、彼の作品の多くは競売にかけられるなどして散逸しました。

    19世紀、「真珠の耳飾りの少女」は海外流出を防ごうとした美術史家たちの手によって落札。

    紆余曲折を経てマウリッツハイス美術館に寄贈されて以降、今日に至るまで生まれ故郷で深く愛されています。

    マウリッツハイス美術館詳細

    開館時間:10:00~18:00(月曜日は13:00から開館 木曜日は20:00まで)

    休館日:月曜日 午前

    入館料: 大人 €17.50 子供 無料

  • 多視点画

    多視点画

    近代絵画の父ーポール・セザンヌ

     ポール・セザンヌは、近代絵画の父といわれている。その理由は、描写における“新しいものの見方”を生み出したからだ。それまでの画家は、風景やモチーフを、固定された一点から見て作品を描いていた。けれどセザンヌは、そのことに疑問を抱く。なぜなら人は何かを見るとき、首を傾け顔を近づけ、さまざまな角度から観察する。単一の視点では、対象物のあり方を正確に描写できないはずだと、セザンヌは考えた。そして、複数の視点から対象物を観察し、それを一枚のキャンバスに落とし込んだ。

     この“多視点”という考え方が、絵画表現に新たな翼を与える。彼の思想に影響を受けた、パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックはキュビスムを築き上げ、アンリ・マティスはフォーヴィスムを切り開いていった。そして、これらの革新的な絵画運動を経て確立されたのが、ABSTRACTION=抽象絵画だ。20世紀に花ひらいたこの絵画表現は、いまも進化を続けている。

    ポール・セザンヌ(Paul Cézanne, 1839年1月19日 – 1906年10月23日(墓碑には10月22日と記されているが,近年は23日説が有力[注釈 1]))は、フランスの画家。当初はクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールらとともに印象派のグループの一員として活動していたが、1880年代からグループを離れ、伝統的な絵画の約束事にとらわれない独自の絵画様式を探求した。ポスト印象派の画家として紹介されることが多く、キュビスムをはじめとする20世紀の美術に多大な影響を与えたことから、しばしば「近代絵画の父」として言及される。

    セザンヌの下手

     

     

  • キャラクターのデザイン

    キャラクターのデザイン

    自分イメージのキャラクターを作ろう

    1.キャラクターとはなんだろう?

    1-1.教科書やスライドの鑑賞

    教科書やスライドのキャラクターを鑑賞し、どのような目的で制作されたか、そのキャラクターの持ち味や性格と外見的特徴の関係を考えワークシートに記入しよう。

    1-2.キャラクター研究

    • どのような目的で制作されたか?
    • キャラクターの持ち味や性格と外見的特徴は?

    ワークシート①

    2.自分キャラクターを発想、構想する

    2-1キャラクター制作の対象となる自分のイメージを分析する

    • 自分の特徴となるキーワードを曼荼羅チャートに書き出す

    2-2.自分キャラクターづくり

    • 曼荼羅チャートに書き出したキーワードから自分のキャラクターの特徴や性格を考える。
    • キャラクターの特徴や性格につながる形や色彩を考える。
    • スケッチブックにアイディアスケッチを描く。
    • 最終的に2つのキャラクターデザインに絞りこみ、ワークシートに描きましょう。
    ××感覚的、感情的、思いつき××

    • 立体的に鉛筆で描く(球・円柱・立法体)

    • 人体の描き方

    • 発想、構想については、教科書P81の「デザイナーの発想から学ぼう」を参考に、想定した特徴や性格などを具体的な形や色彩にする方法についても考えよう。
    • キャラクターの表情についてはP18~P21「人物を描く」のページを参考にしよう。

    この段階で一度、それぞれのアイディアをシェアする時間をとります。

    全員でゆっくりと他生徒のアイディアスケッチを鑑賞して、参考にしましょう。

    3.著作権についての学び

    著作権って何のためにあるの?

    《スライドにより説明》

    私たちは、毎日の生活の中で、本や雑誌で小説を読んだり、CDの音楽を聴いたり、絵画や彫刻のような美術を鑑賞したり、テレビでドラマやアニメを楽しんだりしています。

    小説、音楽、美術、アニメなどの作品は、それを作った人がそれぞれ自分の考えや気持ちを作品として表現したものです。そして、この表現されたものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、法律によって著作者に与えられる権利を「著作権」と言います。

    著作権制度は、このような著作物を生み出す著作者の努力や苦労に報いることによって、日本の文化全体が発展できるように、著作物の正しい利用をうながし、著作権を保護することを目的としています。

    引用:みんなのための著作権教室

    4.オリジナルな自分キャラクターを描こう

    検討したアイディアをもとに、画用紙にキャラクターを描く。

    最終的に決めた自分のキャラクターのデザインをワークシート③(A4)に描き提出しましょう。

    創る、創造、独創、創作 新しいものをつくる。クリエイト。9割は何かしらの影響を受けている。残り1割は独自性。
    作る、制作、工作 ものをつくる、模型を作る、ケーキを作る
    造る 大きな建築物、建物を造る、酒、味噌を造る

    5.キャラクターを粘土でつくろう

    《制作手順》

    1. アイディアスケッチをもとに成形(粘土に絵の具を混ぜて寝る)
    2. 乾燥
    3. 彩色
    4. ニス仕上げ

    《制作用具》

    ホワイトクレー、ソフトクレー、粘土板、竹べら、竹串、爪楊枝、針金、土台ベニ板、釘、金ヤスリ、紙やすり、絵の具

    5-1.粘土の成形

    立体は四方八方から鑑賞できるのが特徴です。もう一度、正面から、横から、後ろから作品を見てみましょう。

    • デフォルメ⇒自然な形を意識的に、意図的に変形してみましょう。時には強調することも。
    • グレードアップ、イメージアップのために⇒立体的に目や鼻などを描く(へら、竹串、爪楊枝)の利用
    • 仕上げに水を少々つけてなでる、滑らか、ひび割れしにくい

    5-2.色をつける、ニスを塗る

    キャラクターの性格や持ち味を表せる色彩を考えて見ましょう。

    興奮色、情熱、火、活動的、元気、活力
    アミューズメント、自動車、携帯や若者向け製品、最近は飲料にも!使われ出しました。
    知的、理性、冷静、清潔、冷たさ、さわやか、スポーティー
    IT関連ソフト・ハード、コンサル、コンビ二、医療など非常に多くの分野で使われてます。
    自然、安心、癒し、自然、安全、平和、安らぎ、フレッシュ
    健康食品、ホテル、公園、ソフト、官公庁、飲食業など
    ピンク かわいい、やさしい、甘い、少女
    キャラクター、ブライダル、花、サービスなど女性向けが、やはり多いでしょうか。
    黄色 希望、明るい、無邪気さ、明るさ、軽快、リズム感
    おもちゃ、飲食業、情報系、などで使われてます。この色はやっぱり目立ちますよね。
    黄緑 生命力、若さ、フレッシュ
    食料品、アミューズメント、公園、アウトドア。さわやかさ溢れる色です。
    オレンジ 温かい、やさしい、陽気、健康的、カジュアル
    食料品、アミューズメント、各種サービス。元気なイメージですね。
    重い、暗い、失望
    アパレル、バー、劇団、デザイン系などでしょうか。
    難しい色ですが、菓子に使ってヒット商品になったのが記憶に新しいです。
    あの菓子、ネーミングといい、インパクトありますよね。
    灰色 曖昧、中性、平凡
    デザイン系やコンサルなどでしょうか。センス良く使わないと、それこそ曖昧、平凡になってしまします。
    純粋、清潔

    このようなイメージも参考に、目的やテーマといった「コンセプト」、及び一番見て欲しいユーザー層(=ターゲット)からもカラーを決めていきます

    原色+白 =明るい
    原色+灰 =落ち着き
    原色+黒 =鈍い
    原色+紺 =暗い

    暗い色の作品の場合⇒(明るい色でアクセント)

    明るい色の場合⇒(補色、反対色でアクセント)

    ニスは粘土の表面にツヤを与え、粘土の表面の保護をするために塗ります。

    ニス(水溶性・透明)の塗り方

    • 薄めずこのまま使用
    • 一度に厚塗りをせず(ムラ)、二度塗りがよい。
    • 乾燥した筆で塗る、水が含んであると色がにじむ、塗りムラ
    • 筆で擦らないよう(泡立てないよう)そっと塗る
    • 手や服に付けた場合はすぐに水洗い
    • 筆はすぐに水洗い
    • 乾燥に10~20分

    乾燥後は作品のタイトル票をつけて提出しましょう

    5-3.江戸文化の「遊び心」について

    江戸文化に花開いた「遊び心」

    江戸文化には気持ちの余裕を表す「遊び心」がありました。
    ○人生を楽しむこと、人を楽しませること

    人間が人間として生きていくうえで最も大切な“ゆとり” ほほえましい
    制約や障害を工夫で楽しく乗り越えること

    • 日常的な生活からの心身の解放
    • 貧しさを心豊かにする物事を新しい角度で見ること
    • 誰も気づかなかった問題を見つけ出すこと(着眼)
    • 当たり前、日常の中に楽しみや面白さを見出すこと
    • ゆっくり(勉強)、じっくり(思索)、びっくり(感動)すること

    江戸人「江戸っ子」は、遊び心の豊かな人たち:遊びのルーツは江戸にある。
    江戸歌舞伎、寄席、見世物、花見や月見、雪見、川遊び、花火、廓(くるわ)遊び、
    あるいは浮世絵、川柳、洒落本など、幅広い江戸文化の華を絢爛と咲かせた。
    江戸の遊び心と創造性に学ぶ。

    遊び心:精神の解放と明日への活力

    江戸の美意識
    庶民の感覚、生活から生まれる、粋(いき)。

    茶道の世界から生まれた、わび、さび:日本の美的観念

    研鑽方法
    一流のものを鑑賞すること
    ゆっくり(勉強)、じっくり(思索)、びっくり(感動)すること

    江戸の「おもちゃ絵」って?

    江戸から明治時代にかけて、子ども向けの浮世絵が多数作られ、人気を集めていました。
    内容は、すごろくや福笑いといった、現代のボードゲームのようなものから、絵本のように物語を1枚の紙におさめたもの、図鑑のように同じジャンルの事物を並べたもの、切り抜いて組み立てるペーパークラフトのようなものと、本当に多彩です。そうしたものの総称が「おもちゃ絵」です。

    江戸の木版印刷の技術は、世界的に見てもレベルが高く、多くの出版物が庶民にも楽しまれていたそうですね。浮世絵が海外でも注目されるのには、そうした背景がありますが、おもちゃ絵はその子ども版といったところです。

    まずいちばん感心したのは、江戸時代に、子どもたちが紙=印刷物で遊んでいたということです。どのおもちゃ絵も、木版とは思えないほど色とりどりで美しく、印刷も細かくて見飽きません。おもちゃ絵を手にした子どもたち、うれしく、楽しかったでしょうね。

    よく考えてみると、当時は写真がない時代、物事を見せる、伝えるには絵しかなかったのでしょうね。
    「ものづくし」という、同じジャンルの事物を並べたおもちゃ絵には、図鑑や絵辞典のように、教育的役割もあったようです。でも、色とりどりで見ていて楽しい絵ですから、今でいうところの「知育おもちゃ」のようなものだったのかもしれません。

    画像
    左はおもちゃ、右は虫などの生き物づくし

    元祖プラモデル?組み上げ絵

    画像
    元祖ヒーローおもちゃ

    画像
    紙の着せ替え人

    江戸の遊び・浮世絵文化に思わず感心「江戸のおもちゃ絵」展

    5-4.日本人の器用さと木の文化

    日本人の学力と美術の授業と指先

    ○日本人の器用さ
    技術大国 原料輸入 加工販売(精密機械 医療機器 家電製品 車両)→ 経済発展
    ○なぜ日本人は器用なのか
    木の文化⇔石の文化
    インドにあるインダス川以東:木材文明  ⇔ 西は石材文明
    食事
    箸 ⇔ ホークとナイフ

    ○生活が欧米化

    箸の使い方 魚の食べ方 骨の残し方
    ブドウの食べ方
    家の創り方 木材加工 煉瓦を積み上げる
    インドにあるインダス川以東は木材文明で、それ以西は石材文明であるとおおまかには
    言われています。木材は石材と違って加工がしやすいですので、人間の創意工夫によっ
    て樹木や草木から得られるものを使って生活に必要なものを作り上げる文化が欧州なん
    かと比較して強くあるのだと思います。

    また、世界地図を見てもらうと分かりますが、高度な文明がいち早く発達した欧州は平野
    ばかりですが、日本の自然は山がとても多く険しいので、そういう自然と嫌でも向き合いな
    がら生活していくうちに自然を利用する術を身に付けていった結果、手先の器用さを身に
    付けたのではないでしょうか。そういう日本の生活環境面による要因が大きいのではないでしょうか

  • まとめ(鑑賞)レポート

    まとめ(鑑賞)レポート

    まとめ(鑑賞)レポートの書き方について

    • まとめ(鑑賞)レポートのレイアウトは自由です。
    • 個人画材のB4サイズのスケッチブックに描いてください。
    • 画材も自由です。好きな画材で、自分のイメージしたデザインで表現して下さい。

     

    レポートに書いてもらうことは以下の項目です

    大項目:ページタイトル

     中項目1:自分の作品について
      小項目①:工夫した点
      小項目②:上手くいった点
      小項目③:一番評価してほしい点

     中項目2:他生徒の作品鑑賞(各々に作品名、生徒番号&氏名、理由)
      小項目①:一番完成度の高い作品
      小項目②:好きな作品
      小項目③:興味がある作品

     中項目3:この学期をとおしての感想

     

    レポートの書き方の一例として

    • step1:まずは大きなレイアウトを考える
    • step2:ページ全体のイメージを考える(色、モチーフ、デザインなど)
    • step3:情報を集めてきて、細部を作り込む

    レイアウトとは?

    レイアウトとは、「何をどこにどのように配置するか」を指し、ポスターやチラシなどの販促物の他、建築物やインテリアなど、さまざまな分野で使われる言葉です。

    様々なレイアウト例

    4レポートの採点基準

    採点基準は、レポートの内容、文章と同じくらいの配点で、見やすさ、読みやすさ、ページのイメージの統一性、色彩の使い方など、グラフィック的な観点からも採点します。

  • 「シンプルさは究極の洗練である」byレオナルド  先人たちの贈言葉

    「シンプルさは究極の洗練である」byレオナルド  先人たちの贈言葉

    先人たちの贈言葉より

    レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉

    • シンプルさは究極の洗練である。
    • その手に魂が込められなければ、芸術は生まれないのだ。
    • 十分に終わりのことを考えよ。 …
    • 失われうるものを富と呼んではならない。 …
    • 食欲がないのに食べても健康に悪いように、やる気がないのに勉強しても記憶力が損なわれ、記憶したことは保存されない。

    アリストテレスの名言23選

    • 「革命は、些細なことではない。しかし、些細なことから起こる。」
      アリストテレス​​
    • 「知る者は行い、理解する者は教える。」
      アリストテレス​​
    • 「自然には何の無駄もない。」
      アリストテレス​​
    • 「世間が必要としているものと、あなたの才能が交わっているところに天職がある。」
      アリストテレス​​
    • 「幸福は暇にこそあると思われる。なぜなら、我々は暇を得るために働き、平和のうちに過ごさんがために戦争をするからなり。」
      アリストテレス​​
    • 「徳とは、我々にとって中庸である行為を選択する態度である。」
      アリストテレス​​
    • 「受け入れずして思想をたしなむことができれば、それが教育された精神の証である。」
      アリストテレス​​
    • 「善良な私人が、善良な公人であるとは、限らない。」
      アリストテレス​​
    • 「垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。」
      アリストテレス​​
    • 「手は、道具の中の道具である。」
      アリストテレス​​
    • 「欲望は満たされないことが自然であり、多くの者はそれを満たすためのみで生きる。」
      アリストテレス​​
    • 「自分が友達に望んでいる通りに、友達には振る舞わねばならぬ。」
      アリストテレス​​
    • 「希望とは、目覚めていて抱く夢をいう。」
      アリストテレス​​
    • 「何かを学ぶとき、実際にそれを行なうことによって我々は学ぶ。」
      アリストテレス​​
    • 「友人がいなければ、誰も生きることを選ばないだろう。たとえ、他のあらゆるものが手に入っても。」
      アリストテレス​​
    • 「自然には何の無駄もない。」
      アリストテレス​​
    • 「時間は、物事を砕く。すべては時間の力のもとに成長し、時間の経過とともに忘れ去られる。」
      アリストテレス​​
    • 「我々が知覚していることや考えていることを意識することは、我々自身の存在を意識することだ。」
      アリストテレス​​
    • 「物事を学ぶ時、それを実際に行うことで私たちは学ぶ。」
      アリストテレス​​
    • 「喜びが仕事を完璧なものにする。」
      アリストテレス​​
    • 「私は、敵に打ち勝った者より、自身の欲望に打ち勝った者を勇敢だとみなす。なぜなら、自分に勝つことが最も難しい勝利だからだ。」
      アリストテレス​​
    • 「幸せは、自分次第だ。」
      アリストテレス​​
    • 「欲望は満たされないことが自然であり、多くの者はそれを満たすためのみで生きる。」アリストテレス